きのうのNHKテレビで不況に突入したアメリカの国民の生活が紹介されていました。
年収2700万の家庭で住宅を5000万、セカンドハウスを2500万で購入、それを担保に車を5台買ったところ年収1700万に減ったので大変だとか言っていましたが案外ケロットとしていた。元来楽観的なんですかね。それとも大国アメリカの底強さを信じる風土が出来上がっているのでしょうか。
たぶんサラリーマンとしては中堅だと思いますが、こんなタイプが多いのでしょうね。金融機関も住宅があればどんどん信用貸しを増やしていくバブリーな体質が問題なんでしょう。
今回のサブプライム問題での天文学的な資産喪失の原因は
第一にサブプライム問題は支払い能力のまったく無い人に対して、責任不在の住宅ローンを設定して債権譲渡、証券化と犯罪行為を重ねてしまったのに取締りが甘かったこと。
第二にこういう不良債権を混ぜこじゃにして、いわゆるくそも味噌もいっしょにして証券化して流通させた。その格付けをAAAランクとした格付け会社の犯罪行為。
会社の倒産などデフォルトリスクを保証料で売り買いしわけがわからなくなってしまったシステム。
第三にそれらを管理する当局が存在しなかったこと。
経営者も儲ければ50億、100億と報酬をとって去っていき後は悠々自適。お金を返してほしいですね。
牢屋に入る人はいないのでしょうか。訴訟大国アメリカはこれから一騒動あるぞ。
アメリカは天文学的な負の遺産を抱えて、2,3年後のある時期に借金棒引きの方策考えているでしょう。
日本も財政的によろしくないがアメリカの国債をしこたま買っているのでもっとやばいですな。
早く対策を立てたほうがいいと思いますが。
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